
アメリカのシンガー製手回しミシン、モデル128が入荷しました。
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シンガーのモデル128、アンティーク手回しミシンです。こちらはアメリカ製です。128は19世紀末から開発されてきたモデルの最新の機種で、弾丸のようなシャトル(釜でありボビンケースである入れ物)を使用するミシンです。この機構は珍しいのでご来店のお客様でも初めてご覧になる方がほとんどです。ですが欧米では1950年頃までは製造されていましたので、長く愛用していた人がいたのでしょうね。絵柄は“La Vendendora(日本語で勝者)”と呼ばれています。赤く燃えるような情熱的な模様ですね。これはアメリカ製の128でしか見られない絵柄です。この機種は沢山使用されてきたであろう機体が多く、これだけ模様が残っていることはあまりありません。
ボビンに糸を巻いたらシャトルには入れてスリットを通して板バネの下に進めるだけですので、ちょっとしたコツはいりますが、普通のボビンケースのあるミシンと同じ要領で使用できます。こちらに動画をご用意しています。ミシン針は家庭用ミシン針が使用できます。機械内部は分解掃除をして整備・調整をいたしました。
ケースは大きな破損はありませんでしたが、経年の傷はございましたので、天然素材のステインで傷を消し、コーティングのため薄く再塗装いたしました。塗料には天然樹脂のシェラックニスを使用しました。いずれも古くからアンティーク家具の補修や塗装に使われてきました。石油系シンナーなども使用しておらず、またホルムアルデヒドの吸着効果もあると言われています。ただ、熱やアルコールに弱いので、熱いコーヒーカップや消毒アルコールなどを置かないようにしてください。また水気のある花瓶も避けた方がよいでしょう。小物入れにはスペアのボビンと三巻押え、ケースの鍵が入っております。
赤い色がアクセントになって飾ってもいいミシンですよね!
| 消耗品 | 市販 | |
|---|---|---|
| ミシン針 | 家庭用ミシン針 | ◎ |
| ボビンケース | 専用シャトル | △ |
| ボビン | 専用ボビン | △ |
| ゴム輪 | 外径29mm程度 | ○ |
| ◎:手芸店で新品入手可能 ○:専門店で新品入手可能(かも) △:ミシン専門店でも新品入手難 ×:アンティーク品のみ存在 | ||
| 主な機能 | |
|---|---|
| 縫い目調整 | ○ |
| 返し縫い | - |
| 上糸調子 | ○ |
| 下糸調子 | ○ |
| 押え圧力調整 | ○ |
| サイズ(横x奥x高さ) |
|---|
| 44 cm x 22 cm x 33 cm |
| ※収納時寸法 |
| その他の特徴 |
|---|
| - |
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