小さい動物のような曲がった足のあるビンテージストーブです。1940年頃のアメリカ・パーフェクション社製のビンテージ石油ストーブ。このストーブは屋外やいろいろな場所で使えるように持ち運びを考えて作られたストーブのようで、ケースは主に鉄ですが、片手で持ち上げられるくらい軽くコンパクトに出来ています。ケースは錆が出ている場所もあり、いかにも古びた感じが出ていますね！これを置くだけでその空間に歴史が生まれそう、そんな感じがします。芯を出し入れするダイヤルは軽く回り、炎も立派に出ています。使用するのは灯油で、内部の缶に灯油を入れておきましょう。給油口の蓋には棒が付いていて、灯油が十分に足りているときにはこの棒が外に突き出てくる仕掛けになっていて、灯油の残存量も外から見て分かります。

　点火はケース横に出ているダイヤルを回して芯が上がったらマッチやライターで火をつければOKです。消すときは芯を下げてしまうだけ。内部の灯油缶は持ち運びが出来るようになっています。いちいちケース全部を運ばなくて良いので給油が楽ですね。

　こちらは当時の規格品ですので、現代の日本のJIS規格などに合うかは不明です。もし実際にストーブとして使用する際には、十分に取り扱いに注意をして自己責任にてご使用ください。